【今日のニュース】
日本、インド両政府は、日本からインドへの原子力発電所関連の資機材や技術の輸出を可能とする原子力協定に著名する方針を固めた。11月11日に東京で開催する安倍首相とモディ首相による首脳会談に合わせて協定の署名式を行う。日本が核拡散防止条約未加盟国と同協定を結ぶのは初めて。インドが核実験を実施した際に協力を停止するとの趣旨の文言を、協定とは別の文書に盛り込む方向で最終調整している。複数の日本政府関係者が明らかにした。(読売新聞2016年11月06日朝刊紙面より)

【リーディング】
この「日本、インド、原子力協定署名へ」という記事について、マルセイユタロットを1枚引きしました。すると、「隠者」のカードの逆位置が出ました。

隠者R
















「日本、インド、原子力協定署名へ」という記事について、「隠者」のカードの正位置から見えてくるキーワードは次のようなものです。

●思慮深くない判断
●人類の叡智に根ざしていない

このような見立てです。

「隠者」のカードには、ゆったりとした外套に身を包んだ老人が、右手にランタンを掲げて立っているようすが描かれています。この老人は、人里離れた森の中にいる隠者です。

日本には、現在、3社の原発メーカーと500社の部品メーカーがありますが、2011年に起きた福島第1原発事故のあと、国内での需要が見込めなくなり、海外への輸出に活路を見いだしていると言われています。日本とインドが原子力協定を結ぶとなると、日本の原発産業にとっては大きなビジネスチャンスになるでしょう。

今回のリーディングでは、カードが逆位置で出ましたので、この協定には「課題あり」としています。

インドは、核拡散防止条約に加盟していない核保有国です。1974年には再処理で抽出したプルトニウムを使用して、初の核実験を行っています。今回の日本製原発で生み出されるプルトニウムが核兵器に転用される恐れは十分にあります。

日本は、唯一の被爆国として、核兵器の恐ろしさを世界に伝えていく立場であり、今回のインドとの協定は、人類の叡智に根ざしたものではないとタロットは示唆しているように思います。