剣1


















剣のエース


剣のエースには、虚空から出現する真っ赤な両刃(りょうば)の剣が描かれています。剣は天に向かって垂直に立っており、その先端には王冠がかぶさっています。このことから、4つの組のうち、剣が最高位にあることがわかります。

この王冠は、右側に椰子の枝、左側にオリーブの枝が差し込まれています。両方とも地中海沿岸で聖木として崇拝されている木です。その枝の切り口はともに勾玉のような形になっていて、左は女性、右は男性を彷彿させます。

左から右の方向に、神の出現を表すギザギザに覆われた青い雲の中から神の右手が現れ、手の甲を見せています。このことからも、右から左方向に出現し、手のひらを見せている「杖」と比べて、剣の上位、優位、陽性、男性性は確実なものです。

この剣は、出現したばかりで、あたりにはまだ神のエネルギーが瀰漫(びまん)しています。赤、濃い黄色、レモン色、緑、空色の5色の炎がそのことを示しています。

【剣の象徴】
剣を空中で振るうとき、当然、風を切ることから、剣は「風」を象徴するシンボルです。

【剣の原義】
剣は、事物を叡智によって把握し、自他に示す峻厳な決断力によってあらゆる困難を乗り越えていこうとする意志を表しています。

【剣の元型的な意味】
意志、知性、思考、論理、決断、公正、統治、支配、困難

【剣の心情的な意味】
冷厳、冷酷、対立、係争、努力、敵意

【剣の事象】
学問、研究、著作、政治、軍事、行政、法曹、警察
一般に制服を着る職業


参考文献: