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カテゴリ:シンボル研究:将 > ▼大きな鎌

大きな鎌とは、大昔からある収穫用の農具で、すでに新石器時代の農耕文化に見られ、はじめは火打石から作られた。後にその形から三日月と結びつけられ、祭祀で用いられるシンボルとなった。

古代バビロニアの守護神マルドゥクの武器のように、湾曲した刃を持つ剣もしばしば鎌と呼ばれた。古代ギリシアの詩人ヘシオドスの叙事詩である神統記によると、クロノス神Kronos(ローマ神話ではサトゥルヌス)は原初の神である父ウラノスを鎌で去勢し王座についたが、その後息子のゼウス(ローマ神話ではユピテル)に雷で打たれ、王位を奪われて追放されたという。鎌をアトリビュートとするクロノス神は、もともとは古代ギリシア以前の豊饒の神だったと見られる。後に、時の擬人像であるクロノスChronosが、このギリシア神話のクロノス神Kronosと混同された結果、やはり鎌(後には大鎌)を手にするようになった。この場合、鎌は容赦なく過ぎゆく時の象徴とされる。同様に鎌と大鎌は死のシンボルにもなった。(ハンス・ビーダーマン著「図説・世界シンボル事典」p.111-112より)

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図説 世界シンボル事典
ハンス ビーダーマン
八坂書房
2000-11
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骸骨は普通、目に見える死のメタファーとして擬人化され、「砂時計」や「大きな鎌」とともに、たとえば media vita in morte sumus 「われら生のさなかにありて死に囲まれたり」という言葉を喚起するものとして死の舞踏の場面に描かれた。この主題は特に疫病(ペスト)が蔓延した中世末期によく見られた。(ハンス・ビーダーマン著「図説・世界シンボル事典」p.92より)

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図説 世界シンボル事典
ハンス ビーダーマン
八坂書房
2000-11




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