Marseille Tarot School Official Blog

マルセイユタロットスクールの公式ブログです。

カテゴリ: タロットの概要

小アルカナは、次の4つの組(suits・スート)に分かれる。

●剣(sword)
●杖(baton)
●杯(cup)
●玉(coin)

さらに、各組は、次のように分類されて構成される。

●宮廷カード(court card)…4枚の人物を示すカード
 ・小姓(page)
 ・騎士(knight)
 ・女王(queen)
 ・王(king)

●数カード(pip card)…1から10までの数字を示すカード

数カードにおいては、エース(ace)だけは特別で、各組の中心となるイメージが図案化され、美しく装飾されている。

どの組もそれぞれ独自の性質を表す。

剣(sword)…男性原理
杖(baton)…男性原理
杯(cup)…女性原理
玉(coin)…女性原理

剣(sword)…風
杖(baton)…火
杯(cup)…水
玉(coin)…地

概して、小アルカナは日常生活に関係した事柄を表し、大アルカナは宇宙と世界の根本原理を表す。(シンボル of 聖なる秘儀 p.758-759より)

Jean_Dodal_Tarot_cups_02
















シンボル of 聖なる秘儀 (GAIA BOOKS)
ロバート・アドキンソン
産調出版
2011-01-24





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タロットカードは、私たちを神秘的で奥深いシンボリズムの世界へと引き込む。そして大アルカナは、そこに描かれている宗教的および世俗的経験の元型を通して、人生の重要な側面を語る。

カードの1枚1枚が、人間存在の根底に横たわる根本原理を暗示している。1枚目から21枚目までの全体を見るとき、その連続性は、誕生から青年時代を経て、死そして再生へと向かう人間の一生を暗示している。それはまた、無知から最終的な悟りへと到る解脱の旅ともいえる。(シンボル of 聖なる秘儀 p.712-715より)

愚者世界










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2011-01-24





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タロットカードは無限の魅力を秘めたシンボリズムの世界そのものであるが、その起源は謎に包まれている。

最も信憑性の高い説によると、タロットは、15世紀の北イタリアで、カードゲームの道具として誕生したらしい。現存する最古のタロットカードは、1450年頃に画家ボニファシオ・ベンボ(Bonifacio Bembo 1420-1480)が、ミラノのヴィスコンティ/スフォルッア家のために制作したもので、どのカードにも数字は入っていない。

ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット(Visconti Sforza Tarocchi)

Viscontisforzatarot
15世紀に描かれたヴィスコンティ・スフォルツァ版デッキ





















カードを使ったゲーム(使用する枚数はまちまちであったが)は、その後、ヨーロッパ全体に広まっていったが、タロットカードについて最初に解説した文書が現れたのは、1659年フランスにおいてであった。タロットカードと秘教や占いの結びつきはそれほど古いことではなく、スイスのプロテスタント牧師で、フリーメーソンの会員であったアントニオ・クール・ド・ジェブラン(Antoine Court de Gebelin 1725-1784)によって始められたと伝えられている。タロットカードは古代の賢者たちの叡智を図像化したものであるという彼の考えは、19世紀に大西洋の両側で神秘主義者によって受け継がれたが、なかでも、黄金の夜明け団(The Hermetic Order of the Golden Dawn)が有名である。その団員の中には、アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツ(William Butler Yeats 1865-1939)や、イギリスの神秘主義者アレイスター・クロウリー(Aleister Crowley 1875-1947)などがいた。

その起源が何であれ、占いに用いられるとき、タロットカードのシンボル体系は、眼前に豊かな意味の世界を展開する。それはおそらく、カードが直接古代の智慧や神話を題材にして創造されたものではないにしろ、ユングが示したように、人間が無意識の中にある元型を繰り返す存在だからであろう。タロットカードが人を惹きつけてやまないのは、それが善と悪、男性原理と女性原理の対位、そして4つの要素、空気、水、火、地の相互作用等々、人間の元型を図像化しているからである。

現代のタロットカードは78枚のカードからなり、内訳は、数が割り当てられている21枚の特別なカードと、数のない1枚のカード(愚者)、そして、マークの個数で数を表す10枚のカードと4枚の宮廷カードで1スートになったものが4スートである。

カードの意味するものをリーディングしていくとき、カードが逆さまの位置なって現れる場合があるが、その場合はたいてい、カードの意味が「リバース(逆転)された」と考え、新たな解釈の可能性が生まれる。

タロットカードの多くが、精巧に描かれた美しい霊感を刺激する絵柄で、見る人を独特の世界に誘い込む。(シンボル of 聖なる秘儀 p.712-714より)

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