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カテゴリ: シンボル研究:運命の輪

運命の車輪(Wheel of Fortune)

時の経過とともに、社会の頂点にあった者がいつしか社会の底辺に沈み、その逆もあり得る。この人生の予測不能さを象徴しているのが運命の車輪である。頭に冠を戴き、時に目隠しをしていることもある運命の女神〔その先駆けは、ギリシア神話におけるテュケーΤύχη, Tȳchē)、/ローマ神話におけるフォルトゥーナ(Fortuna)〕が車輪を回している姿が、ルネサンス期の絵画に多く見られる。

Bavarian Atate Library, Munich, Codex Buranus (Carmina Burana) Clm 4660; fol. 1r with the Wheel of Fortune
Fortuna
















運命の輪

















参考文献:

シンボルの謎を解く (GAIA BOOKS)
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運命を決めるもの(Influencing fate)

変転極まりない人生の諸相を観照するなかで、あらゆる時代、あらゆる文化の人々が、人の一生は神の手によって支配されていると結論付けた。この概念は、神話や美術のなかで、「運命の車輪を回す運命の女神」や、「運命の糸を紡ぐ3人の女神」などとして表象されてきた。そして人間は、何らかの形で自分たちの運命を自ら支配する手段を得ようと、たとえば元型的シンボルに満ちたタロットカードのような占いや運勢判断に未来を問いかけ、邪悪なものから身を守るシンボル的なパワーを持つ護符を身につけ、錬金術のような複雑なシンボル体系を発展させた。

Beham, (Hans) Sebald (1500-1550): Fortuna. Engraving, allegorical figure representing Fortune, 1541
Fortuna

















運命の輪

















参考文献:

シンボルの謎を解く (GAIA BOOKS)
クレア・ギブソン
産調出版
2011-09-22

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