Marseille Tarot School Official Blog

マルセイユタロットスクールの公式ブログです

タグ:世界

【今日のニュース】
厚生労働省は10月12日、2020年東京オリンピックなどに向けて検討している受動喫煙防止対策のたたき台を公表した。飲食店内やホテルのロビーなどを原則禁煙とし、悪質な違反者に罰則を科すことなどが柱だ。今月末にも業界団体から意見聴取したうえで新たな法案を作成し、来年の通常国会への提出を目指す。(読売新聞2016年10月13日朝刊紙面より)

【リーディング】
この「飲食店、原則禁煙に」という記事について、マルセイユタロットを1枚引きしました。すると、「世界」のカードの逆位置が出ました。

世界R
















「飲食店、原則禁煙に」という記事について、「世界」のカードの逆位置から見えてくるキーワードは次のようなものです。

●喫煙に対する日本政府の法律の甘さ
●喫煙を許可しているお店に課題を生み出す
●喫煙を許可しているお店は、お客さんが減り、お金が回らなくなる
●厚生労働省によるこの規制は、しばらく社会に混乱を引き起こす


このような見立てです。

「世界」のカードを正位置で見てみると、この「飲食店、原則禁煙に」というテーマをよく表しているように思います。カードの中央に立つ人物は、左手にタバコ、右手に携帯用の灰皿を持っているように見えます。また、カードの四隅に描かれている4つの生き物は禁煙の人たちを表していて、喫煙者は煙が漏れないように囲いをつけられています。

世界
















マルセイユタロットの「世界」のカードは、「社会」を意味することがあります。今回のリーディングではカードが逆位置で出ましたので、タロットカードは、これまで喫煙を許可していたお店は、禁煙にすることで、お客さんが減ったり、あるいは禁煙のルールを守らない人が出てきたりなど、しばらくは社会全体に問題や混乱を引き起こす可能性があることを示唆しています。

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世界
















タロットカードの中でも、このカードほど豊かなシンボリズムの世界を見せてくれるものはない。

月桂樹で出来た輪の中で裸の女性が踊り、カードの四隅には、預言者エゼキエルの書に出てくる4つの生き物が陣取っている。それらは、物質の四大要素を表しているとも、黄道十二宮の4つの固定星座(水瓶座、獅子座、蠍座、牡牛座)を表しているともいわれている。キリスト教的な解釈では、それらは4人の福音伝道者を表しているとされている。

このカードは特に肯定的なカードで、人生のある段階を成功のうちに終えたこと、そして、次の新たな人生の始まりが約束されていることを示す。

《正位置の意味》
●成功裡の完結
●満足感

《逆位置の意味》
●欲求不満
●満足のいく結果が得られないこと


シンボル of 聖なる秘儀 (GAIA BOOKS)

ロバート・アドキンソン
産調出版
2011-01-24


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2012年2月に日本で公開されたドキュメンタリー映画『ピラミッド5000年の嘘』。

ピラミッド 5000年の嘘 [DVD]
ポニーキャニオン
2012-07-04


この映画の中で、原作者のジャック・グリモー氏が、ギザの三大ピラミッドのそばにあるスフィンクスは、26000年で一周する宇宙の時計である」という仮説を立てます。

ピラミッドスフィンクス







この仮説はとても興味深いものでしたので、その部分を文字に起こしてみました。

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映画『ピラミッド5000年の嘘』(1:28:50)

ピラミッドに込められた幾何学が、メッセージだったと仮定します。これほど巨大な構造物を数千年の時を持ち堪えられるように作ったということは、相当重要な内容を伝えようとしていたに違いありません。

太陽の分点に合図を送るよう設計したのは、私たち人間を「地球の周期」に目を向けさせるためでした。夜空に輝く星は、72年に1度ずつ移動していきます。一周するには26000年かかる計算です。これは地球の歳差運動の周期をあらわします。宇宙における地球の正確な位置を把握するため、現代の天文学者たちが利用しているのが黄道十二星座です。スフィンクスが見つめる星座も、時とともに移り変わります。

ピラミッド底面の四隅は、それぞれ、「おうし座」、「しし座」、「さそり座」、「みずがめ座」をあらわしています。

ピラミッド






古代世界では、さそり座を鷲(わし)、みずがめ座を天使で表現。大聖堂の装飾はその名残りです。各星座の中でもっとも明るく輝く星は「天の四大守護者」と呼ばれていました。おうし座のアルデバラン、しし座のレグルス、さそり座のアンタレス、そして、みずがめ座のフォーマルハウト。この星は現在、南のうお座に含まれています。この4つの星は位置関係が一定しているため、時間の推移を見る基準点として利用しています。おうし座とさそり座を結ぶ軸は、古代、「牡牛と鷲の軸」として知られ、羽根のある牛の姿であらわしました。また、しし座とみずがめ座を結ぶ軸は、「獅子と天使」という名称がつけられていました。ギザに置かれたそのシンボルが「人面獣身のスフィンクス」です。地質学者の見解に反して、スフィンクスは大ピラミッドの建設後に建てられ、両者に関連はないと一般的にみなされていますが、この通説はくつがえされるかも知れません。

ギザはまさに天文時計のような場所だと言えます。4つの星は文字盤、スフィンクスの視線を針に、およそ26000年で一周しながら地球の位置を正確に差し示しているのです。しかし、スタート地点がなければ円周のどこにいるのかわかりません。そこで示されたのがスフィンクスの胸にある謎のコブ、「獅子の心臓」と呼ばれている部分です。しし座のレグルスもアラビア語で al-qalb al-asad (アル=カルブ・アル=アサド/獅子の心臓)と名づけられています。古くからスフィンクスといえば、「朝は4本足、昼は2本足、夜に3本足になるものは?」という謎かけで有名です。答えは「人間とその運命」。アラビア語で Abu al-Haul (アブ アル=ハウル/畏怖の父)と呼ばれるのはスフィンクスの役割に由来するのでしょう。スフィンクスの目がまっすぐレグルスを見つめるとき、つまり、しし座とみずがめ座の軸に視線が一致したときが歳差運動のスタート地点となります。ギザの遺跡は26000年周期で一回転する地球の巨大な時計です。仮説や論争とは関係なく、ここで正確に時を刻み続けています。太陽の分点を示すピラミッド。正確な方位。

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ところで、この仮説の内容は、マルセイユタロットの大アルカナ「世界」の図柄と重なります。このタロットカードにも、四隅に4つの生き物(天使、獅子、牡牛、鷲)が描かれています。

世界
















あらためてタロットカードに描かれているものの壮大さを感じます。
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テトラモルフ(4つの生き物)は、実際には、(第四の)人間と結びついた3つの生き物である「獅子、牡牛、鷲(わし)、翼をもった人間」のことである。

これらは、黄道十二星座における十二宮の4つの不動宮のイメージから派生した。秘教的な占星術の天宮人論(天球人を参照)では、次のように解釈される。

●獅子…人間の感覚的要素(心臓)を表す
●牡牛…意志的生活あるいは肉体的要素を表す
●鷲…高級な思考能力を表す
●翼をもった人間…人間の形をとったこれら3つの能力

世界
















オカルトの事典
フレッド ゲティングズ
青土社
1993-04

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新約聖書『ヨハネの黙示録』第4章(第1節〜11節)にも、神の玉座をとりまく「4つの生き物」が登場する。

これは明らかに、占星術における「不動十字形」をもとに形づくられたイメージである。「不動十字形」とは、黄道十二宮のうちの4つの不動宮である金牛宮、獅子宮、天蠍宮、宝瓶宮(それぞれ春分、夏至、秋分、冬至という春夏秋冬の中心となる日を含んでいる)が十二宮上につくる十字形のことであり、「黙示録」のイメージの中では、天蠍宮の蠍(サソリ)の代わりを鷲(ワシ)が、宝瓶宮の「水の精」の代わりを人間がつとめている。(ハンス・ビーダーマン著「図説・世界シンボル事典」p.364より)

世界
















図説 世界シンボル事典
ハンス ビーダーマン
八坂書房
2000-11
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旧約聖書「エゼキエル書」第1章(第1節〜第10節)に出てくる「4つの生き物」(Tetramorph・テトラモルフ)の姿は、明らかに、「世界の四隅の番人」、あるいは、「天空を四方から支えるもの」、という古代オリエントに広く見られたイメージの影響下に生まれたものであり、さらにさかのぼると、同地の占星術における黄道十二宮のシンボルがその背景にある。(ハンス・ビーダーマン著「図説・世界シンボル事典」p.364より)

世界
















Tetramorph From Wikipedia, the free encyclopedia


図説 世界シンボル事典
ハンス ビーダーマン
八坂書房
2000-11
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ヨハネの黙示録にも、神の玉座をとりまく「4つの生き物」が登場します。

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新約聖書『ヨハネの黙示録』第4章(第1節〜11節)

天上の礼拝

その後、わたしが見ていると、見よ、開かれた門が天にあった。そして、ラッパが響くようにわたしに語りかけるのが聞こえた。あの最初の声が言った。「ここへ上って来い。この後、必ず起こることをあなたに示そう。」わたしは、たちまち、猯遶瓩頬たされた。すると、見よ、天に玉座が設けられていて、その玉座の上に座っている方がおられた。その方は、碧玉(へきぎょく)や赤瑪瑙(あかめのう)のようであり、玉座の周りにはエメラルドのような虹が輝いていた。また、玉座の周りに二十四の座があって、それらの座の上には、白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった二十四人の長老が座っていた。玉座からは、稲妻、さまざまな音、雷が起こった。また、玉座の前には、七つのともし火が燃えていた。これは神の7つの霊である。また、玉座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。

この玉座の中央とその周りに『四つの生き物』がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。第一の生き物は獅子のようであり、第ニの生き物は若い牡牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その周りにも、内側にも、一面に目があった。

世界
















彼らは、昼も夜も絶え間なく言い続けた。

「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、
「全能者である神、主、
「かつておられ、今おられ、やがて来られる方。」

玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、栄光と誉れ(ほまれ)をたたえて感謝をささげると、二十四人の長老は、玉座についておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。

「主よ、わたしたちの神よ、
「あなたこそ、栄光と誉れ(ほまれ)と力とを受けるにふさわしい方。
「あなたは万物を造られ、
「御心によって万物は存在し、
「また創造されるからです。」

(「日本聖書協会発行・新共同訳聖書・旧約続編つき」より)
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預言者エゼキエルは、みずからの見た幻視を、次のように語っています。

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旧約聖書『エゼキエル書』第1章(第1節〜14節)

エゼキエルの召命

第三十年の四月五日のことである。わたしはケバル川の河畔に住んでいた捕囚の人々の間にいたが、そのとき天が開かれ、わたしは神の顕現に接した。それは、ヨヤキン王が捕囚となって第五年の、その月の五日のことであった。カルデアの地ケバル川の河畔で、主の言葉が祭司ブジの子エゼキエルに臨み、また、主の御手が彼の上に臨んだ。

わたしが見ていると、北の方から激しい風が大いなる雲を巻き起こし、火を発し、周囲に光を放ちながら吹いてくるではないか。その中、つまりその火の中には、琥珀金の輝きのようなものがあった。またその中には、四つの生き物の姿があった。その有様はこうであった。彼らは人間のようなものであった。それぞれが四つの顔を持ち、四つの翼を持っていた。脚はまっすぐで、足の裏は子牛の足の裏に似ており、磨いた青銅が輝くように光を放っていた。また、翼の下には四つの方向に人間の手があった。四つとも、それぞれの顔と翼を持っていた。翼は互いに触れ合っていた。それらは移動するとき向きを変えず、それぞれ顔の向いている方向に進んだ。その顔は人間の顔のようであり、四つとも、右に獅子の顔、左に牛の顔、そして、四つとも、後ろには鷲の顔を持っていた。顔はそのようになっていた。翼は上に向かって広げられ、二つは互いに触れ合い、ほかの二つは体を覆っていた。それらはそれぞれの顔の向いている方向に進み、霊の行かせる所へ進んで、移動するときに向きを変えることはなかった。生き物の姿、彼らの有様は燃える炭火の輝くようであり、松明の輝くように生き物の間を行き巡っていた。火は光り輝き、火から稲妻が出ていた。そして生き物もまた、稲妻の光るように出たり戻ったりしていた。(「日本聖書協会発行・新共同訳聖書・旧約続編つき」より)

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世界
















マルセイユ・タロット・カードのオリジナル表示
LE・MONDE

フランス語
Le Monde ル・モンド

イタリア語 Il Mondo(イル・モンド/世界)
Il Mondo イル・モンド(世界)

英語
The World

日本語 
「手品師」

Wikipedia: 世界


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